手作りピザ窯・焼き床ほぼ完成2018/02/14 21:16


大判の耐火レンガ(600mm×300mm)4枚を真ん中に設置
焼き床がほぼ出来上がりました

大判はなんといっても重いです
1枚が22kgを超えます
耐火モルタルを塗った面に置いていくわけですが
置台中央の定位置に合わせるのは至難の業です
仕方なく、置台の上へ上り
「よいこらしょ」の気合とともに持ち上げ
置くことに成功しました

この日は焼き床面を完成させる予定でしたが
思った以上に時間がかかってしまいあと少しのところで時間切れとなってしまいました
4月のお披露目会を考えると
2月中のピザ釜本体完成が必要と計画しましたが
少し難しいようです・・・

手作りピザ窯・焼き床完成2018/02/19 23:30


焼き床面作業でで残っていた
手前の両サイドに
アクセントをつけるため
フランス耐火煉瓦なるものを用意し貼り付け
完成しました

これで
ちょっとおしゃれな感じになるかも ♪~
ま、全体が出来上がってみないと何とも言えませんが・・・



手作りピザ窯・アーチ部分のレンガ積み開始2018/02/20 17:56


いよいよ
窯のアーチ部分のレンガ積みです
まず、設計図とにらめっこをしながら
アーチのレンガ位置に線を引いていきます
ここが肝心とばかりに寸分たがわぬように慎重に進めます
でも、レンガ積み作業を開始して分かったことは
線は正確でも積んだレンガは多少の誤差は仕方ないことということでした
ま、線引きに時間をかけ神経質になる必要はないような・・・
そんなわけで、やたらと時間がかかり
今日は2段積んで終了となりました
予定では
木材を使いアーチを作るためのカマボコ型を
完成さすはずだったんですが・・・

まだまだ先は長そうです



手作りピザ窯・アーチの型完成2018/02/21 16:56


今日はアーチの部分のレンガを積むために
型を作りました
厚さ12mmのベニヤ板をジグソーで半円形にくりぬき
繋ぎ合わせ、アーチに沿って2.5mmのベニヤ板を張っていきます
まあ、遠目には立派な型が出来ました

それなりに順調かなと思っていたのですが
とんでもないことが起きてしましました
ピザ釜の焼き床の上で
型にベニヤ板を張る作業をしていた時
型の位置を変えようとぐるっと回したとき
角が昨日積んだレンガにあたってしまいました
すると、積んであったレンガが動いてしまっているではありませんか
・・・
「なんと弱い接着力」
施工方法が悪いのか、こんなものなのか
何にしろやり直しです
インターネットで施工方法を再チェックし
頑張るしか・・・

またまた、完成が遅れそうです・・



きれいに積めたと思っていたレンガが・・・

手作りピザ窯・修復2018/02/22 23:17


昨日、ピザ窯アーチ部分の型の製作中に
ぶつけて壊してしまった2段積みの部分を修復しました

1昨日積み上げたもので24時間ほど経過していたのにもかかわらず
当たっただけで剥がれてしまったのが???でしたので
調べてみました

☆耐火セメントの硬化時間
 ・気温20度以上なら24時間ぐらい
  →最高気温が10℃にとどくかどうかのこの頃
    24時間後では完全に硬化しておらず
    ちょっとした力で剥がれる可能性大
    ※剥がれたセメントは、あくる日にはしっかり固まっていたので
      48時間おけば大丈夫と思われる

☆施工方法
 ①耐火セメントは水と反応し固まるので、
   施工直前に耐火レンガを十分濡らしておいた方がよい
  →耐火レンガは水をどんどん吸っていくので
    しっかり濡らさないと耐火セメントから硬化のための水分を抜き取ってしまう
    ※耐火レンガを濡らさない方がよいのは
      ・耐火モルタルを使うとき→耐火モルタルは早く乾燥させたい
      ・実際に窯として使うとき→十分温度が上がらない
                      →濡れていると水蒸気爆発により窯が破損する恐れ
 ②耐火セメントに水を加え攪拌した後30分以内に使用する
  →耐火セメントは
    耐火性の大きな軽量骨材に
    アルミナセメント(ボーキサイトと石灰石から作られるセメント)を配合したもので
    水との反応時間の関係で30分以内に使う必要がある
 
どれをとっても
今回の失敗の原因になったと考えられます
良い経験でした!