ポポー2021/09/14 23:32


ポポー(ポーポー)が大きな実を付けています

見たことも、聞いたこともない「ポポー(ポーポー)」
原産地は北アメリカの東部です
日本には、明治 30年頃に入ってきて観賞用として普及し、昭和初期には栽培の簡単さからブームとなったようです
ただ、熟してから傷むのが早く、完熟するとすぐに皮が黒ずんできて見栄えが悪くなるため流通がむずかしいことが難点で
徐々に栽培が減り、今では「幻のフルーツ」といわれるほど見なくなり、知る人もいなくなりました

ポポーが熟すると、トロピカルフルーツのような独自の甘い香りを放ちます
この香りが苦手で食べない人もいるようですが (山のおやじもそうでした)
慣れればその美味しさから全然平気になります
実はねっとりと甘いクリーム状で、アボカドやバナナ、マンゴーをミックスしたような食感です
「森のカスタードクリーム」と言われるほどの濃厚さが魅力です

昨年は害獣に食べられ
口に入ったのは1個だけでした
今年はどうなりますのやら・・・

駐車場横のポポーの木